第6回講義:金属スクラップのリサイクルと問題点 要約
第1学期-第6回講義要約-
日時:2007年12月22日(土) AM9:00
講師:熊本大学大学院 自然科学研究科マテリアル工学講座 河原 正泰先生
講義題目(その1)
廃棄された電化製品の処理とリサイクル
・廃家電の処理システム
・各種分別プロセスの紹介
・処理の実績と問題点
講義題目(その2)
金属スクラップのリサイクルの問題点とエコマテリアル
リサイクルによって何を得るか?
(1)コストとのコンバート
すでに商業ベースで行われているリサイクルの多くはこのタイプ。
(2)エネルギーとのコンバート
紙やプラスチックは、燃やした(サーマルリサイクルした)方がいい!
(3)環境汚染とのコンバート
鉛(蓄電池)や水銀(電池や蛍光管)の回収では、(1)と(2)は無視。
現実に行われてリサイクルの仕方
カスケード型リサイクル:
上質紙→新聞紙→トイレットペーパー
などのように、より品質の低いものに、品質を落として使うリサイクルの仕方。
希釈型リサイクル:
再生パルプに等量のバージンパルプを混ぜて上質紙にする
などのように、バージン材(天然資源から作ったもの)で希釈して使うリサイクルの仕方。
エコマテリアルの概念
(1)リサイクルをする時に出来るだけ品質を落とさ
なくて済むように、ものを造る時には、最初から
リサイクルのことまで考えて造る。
・分離が困難なもの同士を混ぜて造らない
・それを一緒に使う時には、分解しやすくしておく
(2)造ったものは、いつかは必ず廃棄物になるので、
環境汚染物質は出来るだけ使わないようにする。
以上

