第8回講義:中山間地域の農業と農村 要約

第1学期-第8回講義要約
日時:2008年1月19日(土) AM9:00
講師:熊本大学 文学部 徳野貞雄 先生

講義題目 中山間地域の農業と農村-人口減少時代の地域作り-

1.人口増加パラダイムからの脱却
(1)20世紀日本は人口爆発の異常な時代
 日本の人口は縄文時代は約10万人~約26万人であり、江戸時代でも3,000万人強で安定していたが、その後産業化以降は、人口の増加は爆発的に増加する異常な時代である。そんな異常な社会背景の中現在の都市・地域問題は発生した。

(2)「人口増加=地域発展」というイデオロギーの成立とその限界
 日本だけでなく、世界中が人口減少時代に突入している。「人口増加=地域発展」というイデオロギーからの脱却が必要である。

(3)少子化時代の地域政策
  ア.遅齢化と若者定住(土着-移動-定住と後継者)
子供-青年-老人という概念は現代社会の要求によって生まれた概念
現代社会構造が作り出した遅齢化現象
  イ.量から質の地域政策(生活を活かした振興政策)
地域振興は、地元の人間関係資源を大事にすることから始めよ

2.急激に家族の世帯員数と機能
(1)グリーンツーリズム論
  ・グリーンツーリズムとルーラルツーリズム
  ・グリーンツーリズムを「集落の新しい祭り」として利用しよう 
・グリーンツーリズムに必要な「知っている他人」と「赤の他人」の概念
(2)都市農村交流の5類型
・消費される農業農村にならないためには
・都市農村交流のターゲットは他出している身内から
・定年帰農を成功させる秘訣

<以上>

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